# 現代DJ概算学総論

# 天鳳日記⑤ 不調の要因

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 いやこれシャレならんでしょ。

 通算120戦目の三段R1973をピークに不調期に突入し、命からがら四段に昇段して特上卓に辿り着いたものの、R1800を割り込んで上級卓へ舞い戻り、しまいには降段さえ見えてきてしまいました。放銃即切断や謎大明槓が渦巻く上級卓でこのザマなのは正直なところ屈辱以外の何物でもないのですが、麻雀というゲームは運も絡みますので仕方のない部分もあるでしょう。
 しかし、「不調だから」では済ませられない部分ももちろんあります。そこを徹底的に見直していけば、せめてラスを引きまくるということはなくなってくるでしょう。
 
 以下、不調の要因分析です。



――中長期的な視点から――

①和了率の低下
 まず大きいのが和了率の低下です。ピーク時には和了率は.240ありましたが、現在は.207まで落ちました。私は早和了りを連発するタイプではなく、満貫を目指していくタイプなのでピーク時の.240は言ってしまえば「ツイていた」状態なのですが、それにしても和了率.207は厳しい。上級卓のレベルを考えると.220~.230は欲しいところです。
 ではなぜ和了率が低下したのかということを考えると、平均配牌向聴数の低下がまず考えられます。以前までは平均配牌向聴数は3.570付近だったと記憶していますが、現在は3.595となっています。ということは四向聴以上の配牌からスタートすることが以前よりも多くなったということで、配牌からしてまず出遅れているということになります。親番で配牌六向聴スタートを強いられて何度ブチ切れたことか。
 ただ、「配牌が悪い!だから和了れなくても仕方ない!」と言うのは思考停止以外の何物でもありません。配牌が悪いのであれば、受け入れ最大の打牌をして面前でのスピードアップを図ったり、多少の打点を犠牲にしてでも鳴きを駆使してスピードアップを図ったりするべきです。
 それにも関わらず、副露率も低下しています。以前までは副露率は.330前後でしたが、今は.315となっています。役牌対子はさっさと鳴いて、中盤以降のタンヤオ手の一向聴もさっさと鳴いてテンパイを取っているつもりですが、それでも足りないようです。高打点が見える一向聴で「できるだけ面前で」という気持ちが働いて鳴き損ねていたり、自分では「鳴けない」と決めつけていた手牌が実は鳴けるものだったり、という可能性もあるので、ひとまずは鳴きの研究をする必要があるでしょう。

②リーチ後放銃率の上昇
 .090前後から.117まで上昇しました。ただ、これは以前までの私が恵まれすぎていたようで、歴代天鳳位の牌譜解析結果を見てみると、.110~.130が標準のようです。そうすると、現在のリーチ後放銃率は当たり前のこととして受け入れなければなりませんし、より悪化する可能性も充分に考えられます。
 ということは、今後は放銃のリスクを考えてのリーチ判断をする必要があるでしょう。もともと、子の5200以上・親の7700以上であればほぼダマに構えるのでリーチが少ない方ではありますが、他家の手の進行状況を考慮したり、待ちの良さを場況から判断したりすることがより求められると言ってよいと思います。

③放銃率の上昇
 .100前後から.110まで上昇しました。リーチ後放銃率が上昇しているので当然それを包含する放銃率も上昇しますが、それとは別に「不用意な放銃」も増えてきたように感じます。
 あとリーチされて「押し有利だから」とツモ切りしたら一発放銃とかな。何で当たり牌一発で掴むんだろうな。
 不用意な放銃については後述します。






――個別的な状況から――

①副露判断ミス
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 タンヤオのみでテンパイしているところに三萬が出たのにも関わらず、何故かスルーして即座に後悔したところ。いわゆる「テンパイからテンパイ」の鳴きですが、ポンして打四筒として二・五筒に待ちを変えるべきでした。まあどちらにせよ純カラでしたが、8巡目に七萬のポンテンを取った段階で一盃口が消えているので最も枚数の多い待ちに変えない理由がありません(たぶん、一盃口狙いであったことが尾を引いてこの形を崩すという発想に切り替わっていなかったのだと思います)。当たり前のことですが、テンパイからのスピードアップも意識しておかないといけませんね。
 ちなみに、この局は直後に下家からリーチが入り、満貫を親被りしました。何で残り1枚の二萬とか引けるんでしょうね?(不調時特有の嫉妬)

②最終手出しの見落とし
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 ラスで迎えた南2局。發・白・赤1の3900を目指していたが、四筒やら八筒やらを引いてきて心が折れてオリているところ。この下家の手出し五索を見落としました。

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 で、直後に引いてきた一索で放銃。
 筒子が妙に高い場で、断定はできないまでも筒子の染め手がいそう。実際には一人もいませんでしたが、オリているこの状況で筒子は切りたくない。そして上家と対面には一索が通っている。そういった理由で一索を切りましたが、では仮に下家が混一色ならそこまで五索を引っ張ったのか、という疑問が生まれるんですよね。
 普通、筒子の混一色であれば危険度の関係から九萬の対子落としより先に五索・六索の両面ターツを払うはずですので、パッと見で筒子が高い河であっても染め手の可能性はそう高くはありませんでした。
 そう考えると、五索・六索の両面ターツ落としは索子の5566から四・七索二度受けを嫌ってのダブル面子落としか、索子の2356から四索の二度受けを嫌っての両面ターツ落としが濃厚であると考えられます。そして、七索がツモ切りされていることからダブル面子落としは否定されていましたので、一・四索は危険筋の一つであると判断できる状況にありました(実際は索子5556の好形から56を切っていて意味分かんねーって感じっすけど)。
 まあ一索切れねえなら他に何切るんだよという話ですが、情報の見落としには気をつけたいですね。

③オリ手順ミス
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 対面のリーチから全力で逃げ回っているところ。上家が無筋の二筒や三萬をブチ込んでいることから、テンパイが入っていそう(実際に入っていた)な場面。

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 結論から言うと八萬を切って放銃したのですが、四索を切らなかったところが完全にヌルかったですね。
 上家の河に索子が少ないことから、索子を厚く持っている可能性を考えて打八萬としましたが、牌譜を見てよく考えてみると四索はまず通る牌でした。
 というか、私が上家から六索を鳴いたことを失念していただけの話なのですが。上家は索子の566から六索を切って私に鳴かれ、その後対面の四索を鳴いたのですが、そのことを覚えていればまず四索が当たる牌ではないことがわかるはずでした。
 直前に対面が一索を切っていますので、ここから四索が当たるとすれば、両面であれば上家が索子の55666から六索を切って私に鳴かれ、その後索子5566の形から四索をチーして四・七索待ちになっているケースしかありません。というかそんなケースありえません。また、カン四索に当たるケースも35566から六索を切っていることになり否定できます。
 つまり上家に四索が当たるケースは単騎かシャンポンしかありませんでした。ということは44566か4566から六索を切ったということになりますが、その後に四索を鳴くのであればその前に対面の六索を鳴いているはずなので(私の六索チーは対面の六索切りの後だった)、オリるのであれば四索を選ぶべきでした。

④止められない当たり牌
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 役牌バック3900のテンパイが入っているところに対面からのリーチ。捨て牌だけで七対子一向聴じゃねえかという河でとりあえず七対子は否定できそうな河ですが、後は特に情報もなく、内側に寄せているであろうことはわかります。

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 で、一発で掴んだ五萬を切って満貫にブチ当たります。ラスであるという焦りからか「ほとんどの筋が通ってねえんだから五萬ぐらい通せ」とつい甘えてしまいました。
 恐らく、いつもの私であればこの五萬は止まっていたでしょう。愚形3900の手で子のリーチに押すのは「現代麻雀技術論」では可とされていますが、そもそも索子の13456から二索を123でチーしている段階で役牌バックがバレているんですよね。ということは北が止められている可能性があるのに押し続けるということになり(上級卓は相手の捨て牌なんかほぼ見ていないので出そうですけれど)、これは分が悪い。後の祭りですが、一手遅くしてでも234チーからの打一索としてタンヤオを警戒させるべきだったかもしれません。まあ王牌に2枚とも沈んでいたんで何をしても和了れませんでしたが。
 これは微妙なケースでしたが、ブレーキが壊れ気味であるというのは確かですね。「現代麻雀技術論」で押し引きを復習する必要がありそうです。




 総合するともっと集中しろって話なんですが、以上のような改善すべきところを一つ一つ潰していけば、不調期は脱出できるのではないかと思います。
 「追っかけリーチされたら必ず一発放銃する」「ここ数十半荘一発ツモした記憶がない」「裏が乗った記憶もない」「リーチして和了れた記憶もあまりない」「そもそも俺のリーチはだいたい純カラ」「何でお前ら字牌がドラだと第一打で切っちゃうの?ああもう親がポンしてもう4000オール確定じゃんバカかよそういうの俺のときにやれよ」などは認知バイアスでしかなく、たとえ事実だったとしてもランダムの一時的な偏りであるという信じて努力していくほかありません。



以下はただの愚痴です。

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 タンヤオ・一盃口・ドラの7700のテンパイ、しかし当たり牌が5000点しか持っていない上家から出たので当然のスルー。

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 するとトップの下家がロンして親流れ。ガレナーが悪いガレナーが。
 

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 私の地獄単騎はだいたい王牌に殺されますので和了れて羨ましい限りです。
 ていうか七対子ってテンパイできるんですね?知らなかったです。

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 そして裏も乗る。
 気のせいだと信じたいですが、トップ争いをしているときはかなり高い確率でこのような大きい和了りをされて2着に甘んじている気がします。
 本当に気のせいだと信じたいですよ。



 ではまたいつか。
 具体的には特上卓に戻れた頃に。

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